[ FOOD ]
IL LECCETO
イル・レッチェート
イタリア・トスカーナ地方シエナ郊外にある、トレクアンダ村の48件の栽培農家により作られ、イタリアDOCに認定され、EUの無農薬認定も受けているエキストラバージンオリーブオイル。シエナの丘で栽培された、農薬不使用で良い状態のオリーブの実のみを、手摘みし、(この時少しでも傷んでいる実はよけ、それは自家用に使用される。)その実は、完熟手前の物が選ばれる。摘み取ったその実は、そのまま契約している搾油所に運ばれ、すぐに絞られる。そして、ノンフィルターのままボトリングされる。もちろん全て低温で行われる。この土地は、長い歴史上農薬を使用した事がない。元々、建築家として活躍していたエルマーノ氏がこのトスカーナの土地に魅せられ、移り住み、この土地を最大限に活かしたオリーブオイルを作ろうと立ち上げた事が始まり。場所としては、映画で有名になった「イングリッシュ・ペイジェント」に使われたその土地そのもの。(ちなみに、エルマーノ氏はこの映画に出て来る修道院を修復した。)今ではそのイル・レッチェートの代表(ボランティアでやっている)がこの修道院のアグリトゥーリズムの支配人にもなっている。
・Olio Di Podere エキストラバージンオリーブオイル
250ml 2,000yen+tax / 750ml 4,860yen+tax
洗練された上品で、少しピリっとした味わい。リンゴをすり下ろした様な、新鮮でフルーティな香りが特徴的。色は、黄金色を帯びた緑色。香りは、若草の香り。味は、アーティチョークの繊細でほのかな苦みと酸味、良質なオイルを照明する微かな辛み。オイルの酸度は、法的基準の1%を大幅に下回る0.15%(採取時期により多少前後)と非常に低い物。しかし、DOCを取ってからはこの検査データをつけられなくなっている。(DOCを取ってからは、表示が出来なくなってしまったため、最初のデータとしてしかお伝え出来なくなっている。)また、収穫から1年後でも0.2までにも行かないという特徴も示されていた。
品種:フラントイオ 40%・モライオーロ 40%・レッチーノ 20%